10月29日(日)の第12回「きごさい+」はマブソン青眼さんが「俳句弾圧事件-その犠牲と責任を考える」について講演します。ふるってご参加ください。

講 師:マブソン青眼(せいがん)
演 題 :「俳句弾圧事件-その犠牲と責任を考える」

【プロフィール】
1968年フランス生まれ、本名Laurent MABESOONE。俳人、比較文学者。パリ大学日本文学科博士課程修了、学術博士(比較文学、早大)。「海程」同人、「青眼句会」主宰。信州大学、十文字学園女子大学非常勤講師。句集『空青すぎて』(宗左近俳句大賞)ほか4冊、『詩としての俳諧、俳諧としての詩』『一茶とワイン』『江戸のエコロジスト一茶』、『Journal des derniers jours de mon père』(一茶『父の終焉日記』仏訳)、『反骨の俳人一茶 Haikus satiriques de Kobayashi Issa』 『日本レジスタンス俳句撰 HAÏKUS DE LA RÉSISTANCE JAPONAISE (1929-1945)』 などの著書がある。1996年より長野市在住。

【講演の概要】
 1940年(昭和十五年)2月14日から1943年(昭和十八年)12月6日まで、当時の戦争・軍国主義を批判・風刺した俳句や反体制的な作品を作ったとして、計44人の俳人が治安維持法違反容疑で検挙され、うち13人が懲役刑を受けた。留置場で心身の苛酷な苦痛を強いられたり、釈放後に病死したりした者もいた。その事件の進行と同時に、日本の俳壇、そして日本社会全体において、言論の自由がさらに無くなり、一国が第二次世界大戦へと突進した。また、今日の俳壇までその影響が認められると思われる。弾圧の歴史的事実を検証した後、弾圧に協力したと思われる俳人の役割を考えることにし、「日本俳句作家協会」会長、のちに「日本文学報国会」俳句部長を務めた高浜虚子の責任も論じる。
 最後に、この責任問題とは別に、弾圧された俳人の名誉回復の方法を考え、現在進行中の「俳句弾圧不忘の碑」建立事業に触れる。長野県上田市の戦没画学生慰霊美術館「無言館」近辺に、有志で建てるという、その運動を紹介する(筆頭呼びかけ人、金子兜太・窪島誠一郎・マブソン青眼)。碑文の最後のくだり(予定文)は以下の通りである。「(弾圧された俳人の)犠牲と苦難を忘れないことを誓い、再び暗黒政治を許さず、平和、人権擁護、思想・言論・表現の自由を願って之を建立します」。詳細は公式ホームページ参照:http://showahaiku.exblog.jp/

日 時:2017年10月29日(日)13:30〜16:30(13:10 開場)
講座=13:30~14:30
句会=14:45~16:30(当季雑詠5句、選者=マブソン青眼、長谷川櫂、投句締切=14:45)
会 場:神奈川近代文学館中会議室(横浜市、港の見える丘公園、〒231-0862 横浜市中区山手町110、TEL045-622-6666、みなとみらい線「元町・中華街駅」6番出口から徒歩10分)http://www.kanabun.or.jp/guidance/access/

参加費:きごさい正会員1,000円、非会員2,000円
申し込み:きごさいホームページの申し込み欄から、あるいはきごさい事務局に電話、ファクシミリでお申し込みください。TEL+FAX 0256-64-8333。申し込みなしの当日参加もできます。

*次回の参加予約を受け付けます。

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