アベリア 三夏 季語と歳時記 【解説】 スイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木。夏から秋にかけての 長い期間、白い釣鐘形の花を多数咲かせる。花は小さく咲いた先 から次々に落ちる。香りがよく、街路樹や生垣などに広く利用される。 【科学的見解】 アベリアの標準和名は、ハナゾノツクバネウツギである。日本へは園芸目的で導入され、庭や公園などによく植栽されている。ツクバネウツギ属の2種類の交雑により生み出された雑種である。(藤吉正明記)