芒散る(すすきちる) 晩秋
【子季語】
尾花散る
【解説】
黄金色を帯びてつやつやしていた芒の穂も、晩秋、しだいに色あせて白色に近くなり、少しの風でも簡単に散るようになる。芒の豊かだった花穂が、風に飛ばされ侘しくなるにしたがって、野原は晩秋から冬へその趣をかえてゆく。
【例句】
芒散りて水いろいろと流れ出づ
暁台「発句題叢」
芒散る野や人送り人帰る
他力「発句題叢」
【子季語】
尾花散る
【解説】
黄金色を帯びてつやつやしていた芒の穂も、晩秋、しだいに色あせて白色に近くなり、少しの風でも簡単に散るようになる。芒の豊かだった花穂が、風に飛ばされ侘しくなるにしたがって、野原は晩秋から冬へその趣をかえてゆく。
【例句】
芒散りて水いろいろと流れ出づ
暁台「発句題叢」
芒散る野や人送り人帰る
他力「発句題叢」