ユーカリの木(ゆーかりのき) 三夏
【解説】
ユーカリはフトモモ科ユーカリ属の常緑高木。原産地はオーストラリアで日本でも育てられている。高さは二十メートルから三十メートル。四月から五月にかけて葉腋に三センチほどの白い花を 一つつける。蕚片が落ちたあと淡黄色のたくさんのおしべが目を引く。
【科学的見解】
ユーカリは、オーストラリア全域に500種以上存在することが知らてており、それらの一部の種が日本に導入されている。日本では、主に公園木として植栽されており、葉にレモンに似た香りを有するレモンユーカリや切花用として利用されているツキヌキユーカリやギンマルバユーカリなどが見られる。(藤吉正明記)