苧環の花(おだまきのはな/をだまきのはな) 晩春 季語と歳時記 【子季語】 おだまき/いとくり/糸繰草 【解説】 キンポウゲ科の多年草。五月頃、青紫または白の五弁の花をうつむきに咲かせる。この花が、紡いだ麻を巻きつけた苧環に似ていることから名前がついた。葉は枝の先についた三枚の小葉であり、粉白色を帯びている。