粟刈る(あわかる/あはかる) 仲秋
【子季語】
粟引く/粟干す/粟打つ/粟筵
【解説】
実った粟を刈り取ること。刈り取った粟は束にして乾燥する。粟は五穀のひとつで昔は大切にされたが、現在は餅や菓子、小鳥の餌などに利用されるくらいでさほど栽培されない。
【例句】
粟の穂の立ちながらこそ刈られけれ
月化「発句題叢」
通夜堂の前に粟干す日向かな
正岡子規「子規句集」
一人出て粟刈る里や夕焼けす
夏目漱石「漱石全集」
【子季語】
粟引く/粟干す/粟打つ/粟筵
【解説】
実った粟を刈り取ること。刈り取った粟は束にして乾燥する。粟は五穀のひとつで昔は大切にされたが、現在は餅や菓子、小鳥の餌などに利用されるくらいでさほど栽培されない。
【例句】
粟の穂の立ちながらこそ刈られけれ
月化「発句題叢」
通夜堂の前に粟干す日向かな
正岡子規「子規句集」
一人出て粟刈る里や夕焼けす
夏目漱石「漱石全集」