子安貝(こやすがい/こやすがひ) 三春
【子季語】
宝貝/たから貝/貝子/八丈宝貝
【解説】
タカラガイ科の巻貝の俗称。特に、大きな八丈宝貝を指す。卵型の殻は黒褐色で黄白斑が美しく、安産のお守りとされた。古代には貨幣としても用い、かぐや姫が結婚の条件に貴重なものとしてこの貝を要求している。カメオの材料。
【例句】
子安貝二見の浦を産湯かな
其角「五元集拾遺」
【子季語】
宝貝/たから貝/貝子/八丈宝貝
【解説】
タカラガイ科の巻貝の俗称。特に、大きな八丈宝貝を指す。卵型の殻は黒褐色で黄白斑が美しく、安産のお守りとされた。古代には貨幣としても用い、かぐや姫が結婚の条件に貴重なものとしてこの貝を要求している。カメオの材料。
【例句】
子安貝二見の浦を産湯かな
其角「五元集拾遺」