五月闇(さつきやみ) 仲夏
【子季語】
梅雨闇、夏闇
【解説】
梅雨時のころの鬱蒼とした暗さをいう。昼間の厚い雲に覆われた暗さでもあるが、月のない闇夜のことでもある。
【例句】
五月闇蓑に火のつく鵜舟かな
許六「正風彦根躰」
二三日蚊屋のにほひや五月闇
浪化「住吉物語」
しら紙にしむ心地せり五月闇
暁台「暁台句集」
切りこぼす花屑白し五月闇
長谷川櫂「富士」
【子季語】
梅雨闇、夏闇
【解説】
梅雨時のころの鬱蒼とした暗さをいう。昼間の厚い雲に覆われた暗さでもあるが、月のない闇夜のことでもある。
【例句】
五月闇蓑に火のつく鵜舟かな
許六「正風彦根躰」
二三日蚊屋のにほひや五月闇
浪化「住吉物語」
しら紙にしむ心地せり五月闇
暁台「暁台句集」
切りこぼす花屑白し五月闇
長谷川櫂「富士」