紙魚(しみ)晩夏
【子季語】
衣魚、雲母虫
【解説】
シミ目シミ科の原始的な昆虫の総称。銀色の鱗に覆われてよく走る。衣服、紙など糊気のあるものを食する害虫。
【例句】
夕立や紙魚かくれ入るふみの中
成美「手習」
逃るなり紙魚の中にも親よ子よ
一茶「七番日記」
打ちあけて紙魚拂ひけり扇函
月斗 (同人)
死顔の写真いでて紙魚かくれけり
渡辺水巴「水巴句集」
【子季語】
衣魚、雲母虫
【解説】
シミ目シミ科の原始的な昆虫の総称。銀色の鱗に覆われてよく走る。衣服、紙など糊気のあるものを食する害虫。
【例句】
夕立や紙魚かくれ入るふみの中
成美「手習」
逃るなり紙魚の中にも親よ子よ
一茶「七番日記」
打ちあけて紙魚拂ひけり扇函
月斗 (同人)
死顔の写真いでて紙魚かくれけり
渡辺水巴「水巴句集」