火事(かじ、くわじ)三冬
【子季語】
山火事、火の見櫓、火事装束、大火、遠火事、昼火事、近火、火事跡半鐘台、火の見番
【解説】
家、船、山林などが焼けること。冬は空気が乾燥し強風の日が多く、また防寒のためにストーブや炬燵等火気を使うので火事が多くなる。
【例句】
三度火事に逢うて尚住む神田かな
岡本松浜「新春夏秋冬」
遠火事に物売り通る静かかな
富田木歩「定本木歩句集」
月西に大火下火となりにけり
小沢碧童「続春夏秋冬」
人知らぬ静かな火事を見てゐたり
久米三汀「返り花」
【子季語】
山火事、火の見櫓、火事装束、大火、遠火事、昼火事、近火、火事跡半鐘台、火の見番
【解説】
家、船、山林などが焼けること。冬は空気が乾燥し強風の日が多く、また防寒のためにストーブや炬燵等火気を使うので火事が多くなる。
【例句】
三度火事に逢うて尚住む神田かな
岡本松浜「新春夏秋冬」
遠火事に物売り通る静かかな
富田木歩「定本木歩句集」
月西に大火下火となりにけり
小沢碧童「続春夏秋冬」
人知らぬ静かな火事を見てゐたり
久米三汀「返り花」