去来忌(きょらいき)晩秋
【解説】
蕉門の十哲の一人、向井去来の忌日。陰暦の九月十日である。京都嵯峨野落柿舎に閑居した。師の信頼厚く、関西の蕉門の重鎮であった。凡兆と共に「猿蓑」を編纂した。篤実温厚な人柄だったと伝えられている。
【例句】
枯れにけり芭蕉を学ぶ葉広草
素堂「誰が身の秋」
丈草は枯れて去来は時雨かな
許六「誰が身の秋」
去来忌や旦暮に在す嵐山
日野草城「青芝」
【解説】
蕉門の十哲の一人、向井去来の忌日。陰暦の九月十日である。京都嵯峨野落柿舎に閑居した。師の信頼厚く、関西の蕉門の重鎮であった。凡兆と共に「猿蓑」を編纂した。篤実温厚な人柄だったと伝えられている。
【例句】
枯れにけり芭蕉を学ぶ葉広草
素堂「誰が身の秋」
丈草は枯れて去来は時雨かな
許六「誰が身の秋」
去来忌や旦暮に在す嵐山
日野草城「青芝」