襟巻(えりまき)三冬 季語と歳時記 【子季語】 首巻、マフラー 【解説】 冬、首にまいて寒さを防ぐもの。毛織物、絹、毛皮などで作られる。現代ではファッション性を重視したものが多い。 【例句】 襟巻の眼ばかりなるが走りよる 五百木瓢亭「瓢亭句日記」 襟巻につつみ余れる杣の顔 前田普羅「飛騨紬」 襟巻の中からのぞく野の夕日 前田普羅「定本普羅句集」 肩へはねて襟巻の端日に長し 原石鼎「花影」