冬めく(ふゆめく)初冬
【解説】
町のたたずまいや山野の眺めばかりでなく、雨や風、空気なども冬らしくなること。人の何気ないしぐさなどにも冬の訪れを感じることがある。
【例句】
冬めくやうき身さみしく頬かむり
清原枴童「ホトトギス雑詠選集」
枝葉鳴るあした夕べに冬めきぬ
室積徂春「ゆく春」
冬めくやこゝろ素直に朝梳毛
石橋秀野「桜濃く」
【解説】
町のたたずまいや山野の眺めばかりでなく、雨や風、空気なども冬らしくなること。人の何気ないしぐさなどにも冬の訪れを感じることがある。
【例句】
冬めくやうき身さみしく頬かむり
清原枴童「ホトトギス雑詠選集」
枝葉鳴るあした夕べに冬めきぬ
室積徂春「ゆく春」
冬めくやこゝろ素直に朝梳毛
石橋秀野「桜濃く」