新松子(しんちぢり)晩秋 季語と歳時記 【子季語】 青松笠 【解説】 今年できた松毬をいう。鱗片がすきまなくきっちりとつまり、匂いたつようである。瑞々しく、清しい。 【例句】 かしこまる膝の松子ぞこぼれける 才麿「椎の葉」 松笠の青さよ蝶の光り去る 北原白秋「竹林清興」