寒晒(かんざらし)晩冬
【子季語】
寒曝、寒晒粉
【解説】
穀物などを粉にして水に漬けた後、陰干しをして寒気に晒すこと。白玉粉などを作るための作業である。水に漬けるのは不純物を除去するためで、寒い時季にやるのは、雑菌の繁殖を防ぐためでもある。
【例句】
寒晒土用のなかをさかりかな
許六「篇突」
手足まで寒晒しなる下部かな
一茶「八番日記」
毎夜さの槙の嵐や寒晒
子静「発句題叢」
【子季語】
寒曝、寒晒粉
【解説】
穀物などを粉にして水に漬けた後、陰干しをして寒気に晒すこと。白玉粉などを作るための作業である。水に漬けるのは不純物を除去するためで、寒い時季にやるのは、雑菌の繁殖を防ぐためでもある。
【例句】
寒晒土用のなかをさかりかな
許六「篇突」
手足まで寒晒しなる下部かな
一茶「八番日記」
毎夜さの槙の嵐や寒晒
子静「発句題叢」