懐炉(かいろ、くわいろ)三冬
【子季語】
懐炉灰、懐炉焼、紙懐炉
【解説】
外出の際などに懐に入れて体を温める携帯器具。古くは熱した石を布に包んだ温石や、懐炉灰や揮発油を用いるタイプがあったが、今は振ると熱くなる使い捨て懐炉が主流。
三十にして我老いし懐炉かな
正岡子規「子規句集」
一点が懐炉で熱し季節風
日野草城「銀」
銀懐炉まだなきがらの懐に
長谷川櫂「虚空」
【子季語】
懐炉灰、懐炉焼、紙懐炉
【解説】
外出の際などに懐に入れて体を温める携帯器具。古くは熱した石を布に包んだ温石や、懐炉灰や揮発油を用いるタイプがあったが、今は振ると熱くなる使い捨て懐炉が主流。
三十にして我老いし懐炉かな
正岡子規「子規句集」
一点が懐炉で熱し季節風
日野草城「銀」
銀懐炉まだなきがらの懐に
長谷川櫂「虚空」