茗荷の花(みょうがのはな、めうがのはな)初秋 季語と歳時記 【子季語】 秋茗荷 【解説】 茗荷は、根元に出来た子の先に淡黄色の蘭のような花をつける。一日でしぼむが次々に花を咲かせる。 【科学的見解】 ミョウガは、古い時代に中国から渡来したとされるが、現在では畑での栽培のほか、本州から九州までの湿り気のある地域に野生化している。ミョウガは、ショウガ科の多年草で、地下茎を伸ばし、生育地を拡大していく。花は淡黄色で、唇弁のある花冠となる。種子は結実しにくいためあまり見られないとのことである。(藤吉正明記)