秋扇(あきおうぎ、あきあふぎ)初秋 季語と歳時記 【子季語】 秋の団扇 【解説】 残暑に用いる扇や団扇のこと。また、使われなくなった末に置き忘れられた扇や団扇のこともいう。 【例句】 妻のため秋の扇を選びをり 長谷川櫂「蓬莱」 一夜明けて忽ち秋の扇かな 高浜虚子 「五百五十句」