鳴滝の大根焚(なるたきのだいこたき)仲冬 季語と歳時記 【子季語】 大根焚 【解説】 十二月九日・十日京都鳴滝了徳寺の行事。建長四年親鸞上人を大根煮でもてなしたという故事にちなむ。朝から人々の行列が出来、大鍋から飴色に炊けた青首大根と揚豆腐が手際よく椀によそわれ、参詣者に施される。中風のまじないともされる。