夕霧忌(ゆうぎりき/ゆふぎりき) 晩冬
【解説】
遊妓、夕霧太夫の忌日で一月七日。夕霧は京都・嵯峨の生まれで本名・照。容色、技芸ともに優れ、京都、後に大阪で絶大な人気を誇った。一六七八年、二十六歳で没したが、近松門左衛門が浄瑠璃「夕霧阿波の鳴渡」に取り上げ、歌舞伎で今日も演じられる。
【例句】
炭の香のはげしかりけり夕霧忌
日野草城「青芝」
【解説】
遊妓、夕霧太夫の忌日で一月七日。夕霧は京都・嵯峨の生まれで本名・照。容色、技芸ともに優れ、京都、後に大阪で絶大な人気を誇った。一六七八年、二十六歳で没したが、近松門左衛門が浄瑠璃「夕霧阿波の鳴渡」に取り上げ、歌舞伎で今日も演じられる。
【例句】
炭の香のはげしかりけり夕霧忌
日野草城「青芝」