薬玉(くすだま) 仲夏
【子季語】
長命縷/続命縷/五月玉
【解説】
端午の節句に邪気払いのため柱に掛けたりした飾り。沈香、丁字などの香料を錦の袋に入れて玉にし、菖蒲や蓬などを飾り、長い五色の糸を垂らした。長命縷、続命縷はその漢名である。
【例句】
薬玉や灯の花のゆるぐまで
言水「都の枝折」
唐猫に五月の玉やたますだれ
才麿「四国猿」
薬玉や五色の糸の香に匂ふ
嘯山「葎亭句集」
玉の緒のそのしだり尾や長命縷
吉田冬葉「霧笛」
【子季語】
長命縷/続命縷/五月玉
【解説】
端午の節句に邪気払いのため柱に掛けたりした飾り。沈香、丁字などの香料を錦の袋に入れて玉にし、菖蒲や蓬などを飾り、長い五色の糸を垂らした。長命縷、続命縷はその漢名である。
【例句】
薬玉や灯の花のゆるぐまで
言水「都の枝折」
唐猫に五月の玉やたますだれ
才麿「四国猿」
薬玉や五色の糸の香に匂ふ
嘯山「葎亭句集」
玉の緒のそのしだり尾や長命縷
吉田冬葉「霧笛」