【子季語】
グーズベリー
【解説】
ユキノシタ科の落葉低木でヨーロッパ原産。暑さに弱いので北海道や東北など涼しいところで栽培される。実は丸く二センチくらいの大きさになる。夏、葡萄色に熟したあと摘み取られ、ジャムなどに利用される
【科学的見解】
スグリの仲間はいろいろ存在し、果実が単独で形成されるものとしてはセイヨウスグリやアメリカスグリが挙げられる。この仲間は、グースベリーと呼ばれている。一方、果実が房状に形成される仲間は、フサスグリといい、英名ではカラントと呼ばれている。レッドカラントやブラックカラントなどが栽培されている。(藤吉正明記)