茄子苗(なすなえ/なすなへ) 初夏 季語と歳時記 【解説】 インド原産の一年草。熱帯から温帯にかけて広く栽培され、日本では八世紀の正倉院文書にすでに記述がある。江戸時代より各地に多くの地方品種が生まれ、多様な料理に用いられる。苗は五月ごろ、三十センチほどになったものを畑に移植する。