一位の実

itiinomiいちいのみ/いちゐのみ
晩秋
あららぎの実
【解説】
イチイ科の木に生る果実。九月頃に赤く熟す。食べると甘いが、種子に毒がある。木は庭木や生垣にも用いられる。正一位、従一位などの高官が儀式のときに持つ笏の素材にこの木が使われたことから「一位」と名付けられた。鉛筆の材として日本産中最良で、その他建築、器具、彫刻に利用される。
【科学的見解】
一位(イチイ)は、北海道から九州までに分布する常緑高木である。果実は、赤く熟し、鳥によって種子が散布される。イチイの変種としてキャラボクが存在し、本州の日本海側を中心に分布している。(藤吉正明記)

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