寒葵

kanaoi-plかんあおい/かんあふひ
初冬
【解説】
山中の陰地などに生じるウマノスズクサ科の多年草。葵とはまったく別の種類。長い柄をもつ卵形の葉が二、三枚出る。葉はやや厚めで濃い緑色、白い斑や筋の入ったものがある。初冬、葉柄の根元になかば埋もれて暗紫色の小さな花が三、四個咲く。
【科学的見解】
寒葵(カンアオイ)は、関東周辺の山地の林内に自生する常緑の多年草であり、カントウカンアオイとも呼ばれている。その他、カンアオイの近縁種は、ミヤコアオイ、オナガカンアオイ、ランヨウアオイなど二十種以上存在する。(藤吉正明記)

軒下の日に咲きにけり寒葵
村上鬼城 「定本鬼城句集」

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