冬の水
ふゆのみず/ふゆのみづ
三冬
水烟る
秋に澄み渡った水は、寒さが増してくるにしたがいより磨きがかか り、研ぎ澄まされていく。暖かい時分の水は、生命の輝きを放って いるが、冬のそれは命を脅かす厳しさを持っている。それゆえに、心身を清める神聖な力を感じさせる。
冬の水一枝の影も欺かず
中村草田男「長子」
ふゆのみず/ふゆのみづ
三冬
水烟る
秋に澄み渡った水は、寒さが増してくるにしたがいより磨きがかか り、研ぎ澄まされていく。暖かい時分の水は、生命の輝きを放って いるが、冬のそれは命を脅かす厳しさを持っている。それゆえに、心身を清める神聖な力を感じさせる。
冬の水一枝の影も欺かず
中村草田男「長子」