かや
新年
【解説】
かえ山野の自生する常緑高木であるが、庭木にもなる。秋に種が出来て紫褐色に熟すると割れ、その中の胚乳は、焼いて食べたり油にもなる。木材は碁盤の材料として有名である。又、榧の実は、縁起物として正月に用いられる。
【科学的見解】
榧(カヤ)は、本州(宮城以南)から九州に自生する常緑針葉樹であり、人里の神社や公園などにも植栽されている。二から三センチメートルの大きな種子を形成する。低木となるチャボガヤや種子の小さいコツブガヤなど変種もいくつか存在する。(藤吉正明記)

六十も童に似たり榧柑子
言水「露沾集」

榧の実を御口祝ひや吉野殿
牛父「新類題発句集」

コメントは受け付けていません。