翁草

okinagusa
おきなぐさ
晩春

キンポウゲ科の多年草。山野の乾燥した日当たりのよい所に生える。釣鐘形の花は三センチほどで下を向き、内側は濃い赤紫色の六弁花からなり、全体が白毛に覆われる。根は乾燥させて消炎、止血剤とする。花が能楽の「善界」で天狗の被る赤熊(しゃぐま)に似ていることから善界草の名も。翁草の名は、実が長い白毛状になって老人の白髪に似ることに由来する。

名所やいつの世よりの翁草
乙由「わせの道」

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