苗売

なえうり/なへうり
晩春

昔は春になると、町中に野菜や草花の苗木を売り歩く人がいた。その明るい呼び声は、春の風物詩として喜ばれた。現在では、町で苗売の声を聞くことはなく、ただ花屋や種物屋の店先に並べて売られている。

苗売の肩を替ふれば返し去る
篠原温亭 「温亭句集」

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