末黒の芒

すぐろのすすき
初春
黒生の芒/焼野の芒/芒の芽

早春、害虫の除去や草の生長を助けるため、堤や畦の枯草を焼く。焼いた後の黒々とした野を末黒野とよぶが、そこに先端が炭となって残る薄や、焼けながらも青々と萌え出した薄のことをいう。黒と緑の対照が鮮やかで、植物の生命力を感じさせる。

暁の雨やすぐろの薄はら
蕪村 「蕪村句集」

ぬれ鶴やす黒の薄分けて行く
大江丸 「俳懺悔」

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