初硯
はつすずり
新年
新年に初めて硯を使うこと。硯を洗い、墨をすりおろし、筆を染める。心の静かさを保ち、一字に新春のよろこびをあらわす。
百ばかり年といふ字を初硯
園女 「柏崎」
凍解けや硯の水もつかふほど
蝶夢 「草根発句集」
一字づつ氷を出たり初硯
吐月 「発句類聚」
はつすずり
新年
新年に初めて硯を使うこと。硯を洗い、墨をすりおろし、筆を染める。心の静かさを保ち、一字に新春のよろこびをあらわす。
百ばかり年といふ字を初硯
園女 「柏崎」
凍解けや硯の水もつかふほど
蝶夢 「草根発句集」
一字づつ氷を出たり初硯
吐月 「発句類聚」