照射

ともし
三夏
火串/ねらい狩/鹿の子狩/照射する/火串振る
鹿の子の通る道にかがり火を焚き、鹿の子がその火にくらんだ瞬間を逃さず矢を射って鹿を捕らえるという狩猟法。

谷本(うつぎほ)の鬼なおそれそともし笛
其角「虚栗」

弓杖に歌よみ顔のともしかな
嵐雪「其袋」

武士の子の眠さも堪へる照射かな
太祇「太祇句選」

谷風に付木吹きちる火串かな
蕪村「新華摘」

百姓の弓矢古りたるともしかな
召波「春泥句集」

暁は土にもえ入る火串かな
闌更「半化坊句集」

大峯の谷の底なる火串かな
吉田冬葉「青嵐」

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