藜の実

あかざのみ
仲秋
【解説】
藜はアカザ科アカザ属の多年草。古く中国から渡来し食用として栽培され、野生化し広まった。若葉は赤紫色で、六月から十月、細かい穂をなして花が咲く。十月ころ枝先にたくさんの実をつける。果実に種が一つづつある。
【科学的見解】
藜(アカザ)は、荒地や原野に生えるシロザに似た一年草である。畑で栽培すると、高さ二メートルほどに成長する。枯れた茎は、軽くて丈夫なため、杖として利用されてきた。アカザの若葉には、赤色の粉粒を密布し、シロザには白粉が存在するため、容易に区別できる。(藤吉正明記)

コメントは受け付けていません。