羅(うすもの) 晩夏

usumono【子季語】
軽羅、絽、紗、透綾、薄衣、綾羅紗、
【解説】
絽、上布、など見た目にも涼しげな盛夏用の着物。張がありよく風を通し実際に着てみても涼しい。

*

羅に遮る蓮のにほひ哉
蕪村 「蕪村句集」

羅に衣通る月の肌かな
杉田久女 「杉田久女句集」

羅をゆるやかに着て崩れざる
松本たかし 「松本たかし句集」

翩翻と羅を解く月の前
日野草城 「花氷」

羅やところどころの糸太く
長谷川櫂 「虚空」

羅や身じろぐときの水の紋
高田正子 「玩具」

コメントは受け付けていません。