夏痩(なつやせ) 三夏

【子季語】
夏負け
【解説】
暑さに参ってしまい食欲がなくなり、体重が極端に減ってしまうこと。油っこいものが食べられないので、そうめんや冷麦などで すませてしまうことも多い。
【来歴】
『世話盡』(明暦2年、1656年)に所出。

*

夏痩か見えすくばかり原の里
宗因 「糸屑」

夏痩や能因ことに小食なり
其角 「名月集」

夏痩の我骨探る寝覚かな
蓼太 「続明烏」

なつやせや西日さし込む竹格子
大江丸 「俳懺悔」

夏痩や雷嫌ひの乱れ髪
一茶 「寛政句帖」

夏痩の骨にとゞまる命かな
正岡子規 「季語別子規俳句集」

コメントは受け付けていません。