2月3日、きごさい+は「食の南蛮文化」
次回の第13回「きごさい+」は2月3日(土)、いつもの神奈川近代文学館で開きます。講師は東京大学で南蛮文化の研究をされている岡美穂子(おか・みほこ)准教授。桃山時代、日本の食べ物がヨーロッパ文化と出会ってどう変貌をとげたか。
講 師:岡美穂子東京大学准教授
演 題:桃山時代の日本食文化の転換―ヨーロッパとの邂逅から―
講師紹介:おかみほこ 京都大学大学院修了。博士(人間環境学)。2003年より東京大学史料編纂所助手、助教を経て、現在准教授。専門は南蛮貿易、キリシタン史。著書に『商人と宣教師 南蛮貿易の世界』(東京大学出版会、2010年)、共著に『大航海時代の日本人奴隷』(中央公論新社、2017年)。第17回ロドリゲス通事賞受賞。
講師よりひと言:ポルトガル人の来航を契機に始まった日本とヨーロッパの交流は、在来の日本の 文化に大きな変革をもたらしました。よく知られる鉄砲の普及だけではなく、日本人の衣食等に、この時代の日欧交流がもたらした影響が少なからずあり、その痕跡は今日にも見られます。この講座では、現代の我々の生活における16世紀の日欧交流の名残を探究してみたいと思います。
日 時:2018年2月3日(土)13:30〜16:30(13:10 開場)
・13:30~14:30 講座
・14:50 投句締め切り
・14:50~16:30 句会、当季雑詠5句(選者=岡美穂子、長谷川櫂)句会の参加は自由です。
会 場:神奈川近代文学館 中会議室(横浜市、港の見える丘公園) 〒231-0862 横浜市中区山手町110(TEL045-622-6666 みなとみらい線「元町・中華街駅」6番出口から徒歩10分)
参加費:きごさい正会員1,000円、非会員2,000円
申し込み:きごさいホームページの申し込み欄から、あるいはきごさい事務局に電話またはファクシミリ(0256-64-8333)でお申し込みください申し込みなしの当日参加もできます。