寒鯉(かんごい、かんごひ)晩冬

【子季語】
凍鯉、寒鯉釣
【解説】
寒中にとれた鯉。主としてその釣味、食味上の名目。鯉は寒くなると動作も鈍くなり、餌もとらずにじっとしているので釣りにくい。また、その味は寒中が美味の為に特に珍重される。

*
別の桶にも寒鯉の水しぶき
飯田龍太 「涼夜」

寒鯉を雲のごとくに食はず飼ふ
森澄雄 「浮鷗」

寒鯉や泥のごとくにしづもれる
長谷川櫂 「虚空」

コメントは受け付けていません。