青芒(あおすすき、あをすすき) 三夏


【子季語】
青薄、芒茂る、青萱、萱茂る
【解説】
穂の出る前の青々と繁っている芒。葉の縁は鋭く手を切ることも ある。山野や川原、町の空地など日本全国見ない所はないほど一 般的な植物である。

*

貌ぬらすひたひた水や青芒
一茶 「草津道の記」

青芒三尺にして乱れけり
正岡子規 「獺祭句帖抄」

平明の蝶ねむり居り青薄
原石鼎 「花影以後」

青芒日照雨鎬をけづりくる
川端茅舎 「川端茅舍句集」

甘草の花がのぞけり青薄
臼田亜浪 「定本亜浪句集」

青すすき傘にかきわけゆけどゆけど
杉田久女 「杉田久女句集」

青芒すなはち風の吹きおこる
長谷川櫂 「蓬莱」

コメントは受け付けていません。