木五倍子の花(ぎぶしのはな)仲春

【解説】
キブシ科キブシ属。雌雄異株の落葉低木。早春葉の出る前に垂れ下がった花茎から淡黄色の穂状の花をつける。果実は薬や染料になる。
【科学的見解】
木五倍子(キブシ)は、北海道から九州及び小笠原に分布する。キブシと形態が少し異なる変種が存在し、伊豆諸島中心にハチジョウキブシや九州・四国を中心にナンバンキブシなどが見られる。五倍子は、ウルシ科のヌルデという植物の葉にできた虫こぶ(アブラムシなどの昆虫が寄生してできたこぶ)を指し、お歯黒などの染色で活用されてきた。キブシは、その五倍子に似た効果を持つ樹木という意味で木五倍子という名が付けられた。(藤吉正明記)

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