枇杷の花(びわのはな、びはのはな)初冬

【子季語】
花枇杷、枇杷咲く
【解説】
バラ科の常緑高木。冬、枝先に帯黄白色の五弁の小花をつける。目立たない花ではあるが芳香があり、この季節に咲く花としては趣がある。

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枇杷の花咲くや揚屋の蔵の前
太祇「新五子稿」

枇杷の花鳥もすさめず日くれたり
蕪村「蕪村句集」

輪番にさびしき僧やびはの花
召波「春泥発句集」

職業の分らぬ家や枇杷の花
正岡子規「子規全集」

枇杷咲いて長き留守なる館かな
松本たかし「たかし句集」

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