蓼の花(たでのはな)初秋

tadenohana【子季語】
蓼の穂、穂蓼、蓼紅葉、ままこのしりぬぐい
【解説】
タデ科の一年草。花は赤と白がある。ままごとの赤飯として使わ れ、アカノママという種類もある。田の畦や道端など人の暮らし の近くに自生するが観賞用としても栽培される。粒状の小さな花 をつけた花穂が可愛いらしい。

*

草の戸を知れや穂蓼に唐辛子
芭蕉 「笈日記」

醤油くむ小屋の境や蓼の花
其角 「末若葉」

三径の十歩に尽て蓼の花
蕪村 「蕪村句集」

流木を見張の小屋や蓼の花
佐藤紅緑 「紅緑俳句集」

溝川を埋めて蓼のさかりかな
正岡子規 「子規句集」

蓼の花石踏んで水堰きにけり
長谷川零余子 「雑草」

コメントは受け付けていません。