猫柳(ねこやなぎ)初春

nekoyanagi【子季語】
ゑのころやなぎ、川柳
【解説】
水辺に自生しているヤナギ科の植物。早春、葉が出る前に銀鼠色 の毛におおわれた三~四センチ程の花穂を上向きにつける。その やわらかな、ふっくらとした感じが猫のようだというので名が付 いた。

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病人に寒き旦暮や猫柳 
宮部寸七翁 「改造文学全集」

あたたかや皮ぬぎ捨てし猫柳
杉田久女 「杉田久女句集」

折りかけし枝もありけり猫柳
鈴木花蓑 「同人句集」

朝市や藁もて括り猫柳
長谷川櫂 「果実」

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