蛞蝓(なめくじ、なめくぢ)三夏

【子季語】
なめくじり、なめくじら
【解説】
蝸牛に似ているが、まったく貝がらをもたない陸上軟体動物であ る。腹面の伸縮で這い、そのあとには銀色に光った粘液の道を残 す。梅雨の終わる頃によく出る。

*

なめくぢり這ひて光るや古具足
嵐雪 「杜撰集」

五月雨に家ふり捨ててなめくぢり
凡兆 「猿蓑」

あばら家の戸のかすがひよなめくぢり
凡兆 「荒小田」

コメントは受け付けていません。