玉蜀黍(とうもろこし、たうもろこし)仲秋

toumorokosi【子季語】
南蛮黍、高麗黍、もろこし、玉黍、唐黍、焼唐黍、なんばん
【解説】
イネ科の一年生作物。アメリカ大陸原産、草丈は二~三メートルほど。大地から肥を吸い上げる力が強いため、痩せた土地でもよく育つが、地力を消耗させる。北海道産が有名。ゆでたり焼いたりするほか、ポップコーンやコーンフレークなどにもなる。 

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唐秬や軒端の萩の取りちがへ
芭蕉 「六百番発句合」

古寺に唐黍を焚く暮日かな
蕪村 「蕪村遺稿」

唐黍やほどろと枯るる日のにほひ
芥川龍之介 「澄江堂句集」

唐黍焼く母子我が亡き後の如し
石田波郷「春嵐」

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