薬喰(くすりぐい、くすりぐひ)三冬

【子季語】
鹿売、寒喰
【解説】
体力をつけるために、寒中に滋養になる肉類を食べること。獣肉 を食べることを嫌った時代があったので、これを薬と称して鹿や猪などを食べた。

*

あはれしれ俊乗坊の薬喰 
路通 「俳諧勧進牒」

客僧の狸寝入りやくすり喰ひ
蕪村 「蕪村句集」

薬喰おぼつかなさに人誘ふ
几董 「井華集」

行く人を皿でまねくや薬喰ひ
一茶 「九番日記」

薬喰わりなき人をだましけり
大須賀乙字 「続春夏秋冬」

kusurigui

コメントは受け付けていません。