山法師の花(やまぼうしのはな、やまぼふしのはな)晩夏

yamabousi【子季語】
山帽子、山桑の花
【解説】
ミズキ科の落葉高木、高さは六~十メートル。花弁のように見える、白い四枚の総苞片(そうほうへん)の芯に黄緑色の細かい花が密生している。白い頭巾をかぶった比叡山延暦寺の法師姿をイメージしてつけられたとも。
【科学的見解】
山法師(ヤマボウシ)は、本州から沖縄の山地に分布する。近縁種としてアメリカヤマボウシ(別名:ハナミズキ)が存在するが、開花期の違いや果実の形などで容易に判別できる。アメリカヤマボウシは、四月から五月頃に花を咲かせるが、ヤマボウシは六月から七月に開花する。(藤吉正明記)

かなたより空かげりくる山法師
高田正子「花実」

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