髪置
かみおき
仲冬
三歳の十一月十五日に行なう、初めて髪を伸ばしはじめる儀式。昔の子どもは三歳まで髪を剃っていたことによる。白髪に見立てたものを子供の頭に載せるのは、子どもが将来白髪頭になるまで長生きするようにという祈りが込められている。
髪置に牽馬ゆゝし国の守
弧州「俳諧新選」
髪置や三つ子に云す思ひ夫
太祇「俳諧新選」
かみおき
仲冬
三歳の十一月十五日に行なう、初めて髪を伸ばしはじめる儀式。昔の子どもは三歳まで髪を剃っていたことによる。白髪に見立てたものを子供の頭に載せるのは、子どもが将来白髪頭になるまで長生きするようにという祈りが込められている。
髪置に牽馬ゆゝし国の守
弧州「俳諧新選」
髪置や三つ子に云す思ひ夫
太祇「俳諧新選」