椎の花

しいのはな/しひのはな
仲夏
花椎

ブナ科の常緑高木の総称を椎という。ツブラジイとその変種のスグダジイがあり、暖地に自生して大樹になる。六月頃、雌雄別々の穂状花をつけ、強烈な匂いを発散する。

旅人の心にも似よ椎の花
芭蕉「続猿蓑」

椎の花人もすさめぬにほひかな
蕪村「写経社集」

椎の花古葉まじりに散り敷きし
松本たかし「野守」

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