出替

出替/でがわり/でがはり
仲春
出代/新参/古参/御目見得/居なり/重年
年季を終えた奉公人が交代すること。今で言う人事異動のようなもの。江戸では二月と八月、後に三月と九月に行われた。
出替りや幼心にものあはれ
嵐雪「猿蓑」
出替りや傘提げて夕ながめ
許六「韻塞」
出代りの畳へ落す涙かな
太祇「平安廿歌仙」
出代や春さめざめと古葛籠
蕪村「蕪村句集」
出代や人の心のうす月夜
召波「春泥発句集」
出がはりの酒しゐられて泣きにけり
白雄「白雄句集」
出替の笑ひにふくむなみだかな
青蘿「青蘿発句集」
出代の市にさらすや五十顔
一茶「八番日記」
出代や尾の道船を聞き合せ
正岡子規「子規句集」

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