浜木綿の花

はまゆうのはな/はまゆふのはな
晩夏
hamayu浜万年青
【解説】
ヒガンバナ科の花。日本では関東以西の温暖な地の海岸に咲く。万年青のような葉であるが大きく、七、八月頃傘形の白い花を咲かせる。葉の艶と花の芳香がよい。万葉の柿本人麻呂にも詠 まれた。夏の海を感じさせる花。
【科学的見解】
標準和名はハマオモトである。ハマオモトは、本州関東以西から沖縄の海岸付近に自生する多年草である。花が美しいため、公園などにも植栽されている。開花後、多孔質の大きな種子を形成し、その種子は水に浮くことができるため、海流の流れで種子散布を行っている。(藤吉正明記)

浜木綿に流人の墓の小ささよ
篠原鳳作 「現代俳句」

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